コロナに負けるな!
コロナに負けるな!
皆さん、こんにちわ。イメージリンク(IML)の利用者です。
下火に向かっているとはいえ、世間ではまだまだコロナの悪夢が続いていますね。
私たちIMLでも行政の指導に従って2月の間、在宅ワークに切り替わり、利用者がそれぞれの課題に取り組むという形でこの期間を過ごしました。
そしてようやく先週から通常の業務に戻ったのですが、今日はその間について書かせていただきます。
日常生活でしばらくの間、いつもの場所を訪れないということは珍しくないですよね。ちょいと見くらいでは、六甲ライナーからの車窓にも変化は特には見られないようです。でも建設途中だった建物の背が伸びていて、時の流れを教えてくれたりもしました。何より、海上の人工都市でも緑の濃さは増していて、季節の移ろいを物語ってくれるのです。それだけに花の盛りが惜しい気がしました…。
在宅ワークに切り替わってまず感じたのは、時間管理がむずかしいことでした。普段ていねいに対応して下さる支援員さんが目に見えない所からのサポート、というのは落ち着かないことでした。自宅での学習という点は私は以前から続けてはいるものの、指定された時間内での作業、というのは周囲に他人様がいないだけに「意外にやりにくいんだなあ」という実感がひしひしでしたから。
通所して日常行っている作業と基本的にはそうは変わらないことを私は継続していましたが、それでも違和感だらけでしたよ。やはり人の輪と和が大切なのは言うまでもないことなのですよね。
見えない敵が充満している。このような日常では閉塞感がそれだけ募り、ストレスはたまる一方です。それだけ一心不乱にキーを叩いてリズムを保ち、心を平静にして自分を律することで恐怖に打ち勝ったのでした。
当たり前過ぎる日常が本当はどれだけ恵まれていたのか。それまでの私は考えたことさえありませんでした。ひたすら反省です。
IMLの利用者がこの騒ぎの間に集まったのは賃金の受け取りの時だけでしたが、幸いなことに全員平穏な日常を送れているようでした。お互い多くは語らないものの、まずは安心できた光景でした。皆が無事に過ごせたことに感謝です。
長くもあり、また短くも…。いろんな意味でそれを教えてくれたことは今までありませんでした。
災いからも学び取る点は多くある。これはこのコロナ騒ぎが教えてくれた一番のことでした。これから日常が取り戻せても私は常に忘れないように心がけます。