【手作りカニグラタン】
普通のエビグラタンに缶詰のカニ身を入れた、お手製のグラタンです。まずは基本となるベシャメルソース(ホワイトソース)から作りましょう。
<カニグラタン>
用意するもの:◆〔カニ缶〕1缶(中身)/◆〔冷凍エビ〕50〜100g(むき身)/◆〔薄力粉〕50g/◆〔有塩バター〕50g(他に耐熱容器に塗る分を用意する)/◆〔牛乳〕800ml/◆〔乾燥マカロニ〕100g/◆〔タマネギ〕1/2個/◆〔マッシュルーム〕(缶詰)/ ◆〔ピザ用チーズ〕お好みの量/◆〔粉チーズ〕お好みの量(無くても可)/◆〔マッシュルーム〕お好みの量(缶詰)/◆〔サラダ油〕適量/◆〔水〕マカロニを茹でるだけの量/◆〔塩〕適量/◆〔白胡椒〕適量(無いなら黒胡椒で十分)/◆〔ローリエ〕1枚/◆〔ナツメグ〕適量/◆〔タバスコ〕お好みで/◆〔刻みパセリ〕お好みで
<道具類>
◆〔グラタン用の耐熱皿〕/◆〔プライパン〕/◆〔鍋〕/◆〔ふるい〕(小麦粉用)/◆〔包丁〕/◆〔まな板〕/◆〔計量器〕/◆〔計量カップ〕/◆〔ボウル〕3個(薄力粉用と有塩バター用、温めた牛乳用)/◆〔皿〕(必要に応じて)/◆〔ざる〕/◆〔泡立て器〕/◆〔木杓子〕/◆〔杓子〕/◆〔へら〕/◆〔菜箸〕
調理方法:
- 冷凍エビは解凍しておく(凍った状態のままでは調理しづらい)。
- 少量のサラダ油をフライパンに敷き、タマネギが新有柔らかく、透明になるまで中火で炒める。仕上がったらタマネギを取り出し、エビに火が通るまで炒め、出来上がったらタマネギとマッシュルーム
- 鍋に水を入れて沸騰させ、塩と分量の乾燥マカロニを加えて、硬めでざるにあけておく。
- 有塩バターは室温で柔らかくておく。耐熱皿の内側にバターをへらで塗っておく。
- 薄力粉はふるいでふるい、空気になじませておく(ふるいが無いならしないでも可)。
- ベシャメルソース用の鍋で分量の牛乳を入れ、温め(沸騰しないように)、牛乳用のボウルへ移す。
- 同じ鍋へふるった薄力粉と有塩バターを加え、低温で加熱し、木杓子でダマにならないように練る。焦がさないでペースト状態になったら少しずつ牛乳を加えて泡立て器でていねいにかき混ぜる(焦がさないように注意)。落ち着いたら塩と白胡椒て味を整え、徐々にベシャメルソースを作ってゆく。煮込む間にお好みでローリエやナツメグを入れる(使用済みのローリエはグラタンを焼く前に取り除く)。ソースができ上がる前にタマネギやエビ、カニ等の具材を加え、マカロニも入れて火を止め、全体を木杓子で混ぜておく。これでクラタンソースのできあがり。
- バターを塗った耐熱皿へ具の全てを加えてたクラタンソースを杓子ですくい、残りの分をさらでぬぐって移す。火傷に注意。グラタンソースの上へピザ用チーズを載せ、粉チーズをふるう(無くても可)。
- ガスオーブンを250℃にしておき、12分程度、チーズに焦げ目ができるくらいに焼く。オーブントースターの場合は大皿は使えないので、一人用の耐熱皿を用意して、同様に焼いてゆく。グラタンもそうだが、周囲の金具なども大変高熱になっているので十分注意すること。
- 焼き上がったグラタンの上へ刻みパセリを載せて完成(無くても可)。お好みでタバスコなどを加えて召し上がってください。
<まとめ>
- 市販の冷凍のエビグラタンを使用するなら、一般解凍してカニ缶の身をよく混ぜてから焼いてください。カニの脚(冷凍物は解凍しておく)を使うのらばグラタンの上にピザ用のチーズを載せてからさらに上へ載せて、焦げないように注意して焼いてください。焼いている最中に載せるのは大変危険ですので、やめてください。
- もちろん、エビを入れなくても十分美味しいグラタンになります。
- ベシャメルソースは市販品でも構いません。
- マカロニは指定の茹で時間より早く、硬めの方が仕上がりが良くなります。
- カニ缶の残り汁をベシャメルソースに入れるのはお好みで。その場合は当然全体が緩くなります。
- タマネギは電子レンジで下処理する方が便利でお手軽です。
- 薄力粉はふるった方が空気を含み、ダマになりにくなります。有塩バターも室温で柔らかくなった位の方が扱いやすいです。バターを湯煎をするのはかえって扱いづらくなるのでお勧めできません。
- ベシャメルソースは焦げやすいので、計画的に作業してください。これの出来具合で味が大きく左右されます。
- ボウルと皿は上手に工夫すれば減らせますが、慣れないうちは無理せずに用途の分だけ用意する方が無難です。
- 扱う危惧が多く、グラタンも焼くためのレンジなども高温となるため、火傷や思わぬ怪我に注意してください。
このグラタンの作り方を覚えておけば、魚介類のグラタンやポテトグラタンなど具材を加えるだけに広く応用できる、便利な一品となります。ぜひ、覚えておいてくださいね。