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寒さが厳しくなれば「海のミルク」とも呼ばれるカキがいっそう美味になる時季です。プリプリの大ぶりの身を手早くフライにして食卓を飾りましょうか。

用意するもの:

◆〔生ガキ〕2パック(加熱用)/◆〔キャベツ〕1/4個/◆〔レモン〕1個/◆〔サラダ油〕/◆〔パン粉〕/◆〔薄力粉〕適量/◆〔水〕適量/◆〔塩〕(お好みで)/◆〔胡椒〕(お好みで)

<道具類>

◆〔フライパン〕/◆〔ボウル〕/◆〔バット〕/◆〔包丁〕/◆〔まな板〕/◆〔皿〕(必要に応じて)/◆〔菜箸〕〕/◆ペーパータオル(必要に応じて)

  1. パックの生ガキをざるに移し、水洗いをする。それから水切りをする場所を確保し、十分に水気を取り除く(ボウルの上でも可)。水気の処理が不十分だと、揚げる際に危険であるし、仕上がりが悪くなる。気になる方はペーパータオル等を使うこと。
  2. キャベツを千切りにする。
  3. ボウルに少量の薄力粉を入れて適量の水を加え、菜箸で溶く(泡立て器でも可)。目安は少し濃い程度に(溶き卵でもよいが、濃い目の薄力粉の方がパン粉になじみやすい)。コツは混ぜ過ぎて粘りを出さないこと。
  4. 生ガキの身の水気が切れていることを確認して、カキを溶いた薄力粉の中へ入れ、手か菜箸でまんべんなく混ぜる。
  5. バットに均等にパン粉を敷き、カキを一つずつていねいに均等にパン粉をまぶす。できたらそれを同じくパン粉を軽く敷いた皿へ置く(バットをうまく使えばこの手間は省ける)。
  6. フライパンへサラダ油を注ぎ、中火にする。180℃で揚げるのが目安で、できれば二度揚げをする。
  7. キャベツを食卓の皿に移し、くし形に切ったレモンを添えて、揚げたてのカキフライをきれいに盛る。

<まとめ>

  • カキは「R」の付く月が旬だと言われていましたが、夏でもカキを食する習慣のある所もあります。
  • 生ガキは「加熱用」の方が味が良い場合が多いのですが、もちろん「生食用」でも差支えありません。両者の差は鮮度の違いではなく、実は生食用は保健所が指定した海域で獲れたカキであり、加熱用は栄養が凝縮されたものが多い、とされています。
  • 生ガキは空気にさらすと鮮度が一気に落ちるので、的確に水切りをしてください。放置すると身が悪くなる一方ですので手早く。
  • カキには塩気が相当に含まれています。身に直接塩を振ると浸透圧で水分がにじみ出て来るので、塩胡椒をする際は薄力粉に加えてから溶くのも方法の一つです。塩分の過剰摂取にご注意を。
  • 卵の方が色は良くなりますが、慣れない人は薄力粉の方をお勧めします。
  • サラダ油が高温になるので、火傷に注意してください。特に水切りが不十分でしたら、油がはねるので下処理は充分にしましょう。・タルタルソースやケチャップ、ウスターソースなどのお好みで食べてください。